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真理を離れた思考は夢幻⑤(完)

(つづき)その一つというか、本当を言えば”全体の働き”なのだけれども、その働きが世界平和の祈りなのです。

それを私たちは祈っているわけです。

だから世界平和の祈りをすれば、どんな悪いが現われてこようと、たいしたこともなく消えていってしまうのです。

ましてあなた方は、もう守護霊さん、守護神さんのことはわかっている。

世界平和の祈りのこともわかっている。

そのわかった人たちが一生懸命やってさえいれば、自分の運命というものはもちろんのこと、世界人類の悪い業というものも消えてしまうのです。

なぜ消えてゆくかというと、それは真実にあるものではなく、”夢幻ゆめまぼろし”だからです。

しかし、夢、幻だといってもわからないから、それはそのままにしておいて、奥のほうに入って、神様のみ心に入って、”世界人類が平和でありますように”と祈るのです。

これさえやっていればいいんです。

この世の現象は、勝手に好きな時に消えてゆくのです。(おわり)

五井昌久著『空即是色―般若心経の世界』より