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置かれた立場で誠意を尽くす

不平不満で仕事をしていれば、ちょっとしたことでもくたびれちゃう。「なんだこんな仕事」ってやっていたら、ちょっとしたことでもくたびれちゃいますよ。

何でもおかれた立場が天命なんだから、今置かれているところ、たとえば小使さんなら小使さんが天命なんです。だから小使さんが十分まごころを尽くせば、その人はやがて小使さんでなくなります。この世では七十でそのまま終わっても、来世でもってよくなる、或いは霊界へ行ってよくなる。

この世で一番悪いような仕事をしていたとします。そこでまごころを尽くしてそれをやっていたとすれば、その人は霊界へ行ったらスーッと上になります。

片っ方は大尽でいても、いい加減なことをしていたとすれば、今度は地獄へ落ちます。入れ替わるんです。

一番大事なことは、その人がいかにまごころを尽くすかということです。愛と真と勇気でやっているかいないか、不平不満が多いか少ないか、個人的な不平不満が多ければ多いほど、その人は地獄なんです。

不平不満がなくて喜びに輝いていればいるほど、その人は天国なんです。簡単な原理です。喜びというのは光です。そうでしょ、みたってわかります。

ニコニコ笑っている人はなんだか光り輝いて見えます。私の夫はいつも道楽ばかりしていてと泣いてばかりいてごらんなさい。光り輝いてみえないでしょ。あの人は泣いてて光り輝いている、なんていう人はいないでしょ。

ニコニコ笑っていればなんだか光り輝いている。五井先生のところへ行っても、五井先生が泣いてばかりいてごらんなさい。うちはお賽銭が上がらなくて、いつもお賽銭箱が空で、なんて(笑)泣いてごらんなさいよ。私のところへこなくなっちゃいますよ。(笑)

私は横関さん(白光真宏会初代理事長)に委(まか)せて、一切関係なくて、それでのうのうとやっています。だから、この人はただのお客さん、この人は金持だからなんて(笑)区別していませんよ。ただであればあるほど、余計キャラメルかなんかやってますわ。(笑)

五井昌久著『光明の生活者―五井昌久講話集3』より