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守護霊と共なる祈り

世界平和の祈りは、肉体人間のこちら側から一心かけて祈ってゆくという祈りとは違って、神さまの方から身近に降りてきて下さっていて、その人々がちょっと祈りのスィッチを入れるのを待っていてくださるのですから、気を楽にして祈ればよいのです。

「あっ、祈るのを忘れていた」と思いついたとき祈っても、けっして遅かったということはないのです。それは何故かといいますと、この世界平和の祈りは、あなたが肉体の想いでやる以前から、あなたの守護霊があなたの代わりに、すでに祈りつづけているからなのです。

そして、あなたが祈りごとを忘れている間でも、あなたの守護霊はあなたに代わって、やはり祈り続けているのであります。世界平和の祈りをあなたが唱えるようになったことは、過去世からの定まりごとで、あなたが救世の大光明の働きの一つの場となる天命を持っていたからに他ならないので、あなたが「自分は駄目だ」と思おうと、「真剣になれないなあ」と思おうと、そんな想念とは関係なく、神さまの光明は、あなたの体から輝き出るのです。

そしてやがては、あなたの肉体としての想念も、いつしか、本心や守護の神霊の心と等しい祈り心になってしまうのです。ですから、何も思いわずらわずに、祈り言を想い出した時につづけて祈ってください。思いわずらったらそのときこそ大事ですから、また祈ってください。世界平和の祈りというのは、そういったものなのです。

五井昌久著『宗教問答 (続)』より