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動物の在り方と人間の使命(前半)


動物にも守護霊守護神がいらっしゃるのでしょうか?

回答
動物にも守護霊がちゃんとついて守っているんです。ただ人間の場合と守り方が違うのです。

面白い話ですが、飼い犬や飼い猫、あるいは鳥などは、飼う人の肉体の魄(ぱく、※1)波動と合うものがその人のところにくるんですね。(※1魄とは肉体を構成する物質の元の要素)

だから主人が病気になるところを、身代わりに飼い犬が病気したり、飼い猫が病気したりすることがずいぶんあります。それから可愛がっていたがご主人死んじゃうと、すぐ犬や猫が死んじゃうことがあります。

魄波動が似ているんで主従になるんです。それこそ因縁因果で飼い犬になったり、飼い猫になったりするんです。だから飼い犬や飼い猫を可愛がるのは当たり前なんです。

だから動物といって人間からはなれたものに考えているけれど、魄的に見れば、同じようなものなのです。

だけど、霊的にみると、人間は神の分生命であって、万物の中心のものだけど、動物というのは魂魄(こんぱく)のみで、霊という形じゃないんです。

人間は、霊魂魄として肉体に来ている。そして、神界から霊界に守護神がいて、霊界から幽界にかけて守っている守護霊をさらに守っています。

ところが、物質波動としての人間、つまり肉体は、動物と同じなのです。同じ立場なんですよ。

人間は万物の霊長だというのは、どこがどう違うかというと、本心のほうが神霊の、神さまの世界から、霊の世界、幽の世界、肉体の世界とつながっていて、自由意志があり、創造力もあるわけです。

人間はまっすぐに神さまとつながっている分生命なのですが、動物は神さまに操られたままなのです。幽体も肉体も神さまに作られ、神様に操られたままである。人間は自分の本心が自分を動かしているわけです。

そして肉体の方の自分で勝手に作った想念波動で、神霊の自分の本心の在り方を邪魔しているのです。

それが業想念です。そして、自分で不幸になっているわけです。それを過去世の因縁の消えてゆく姿、と私はいうわけです。(つづく)

五井昌久著『内なる自分を開く―本心開発メソッド』より