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地球世界における日本国の真実の役目

現在の日本も世界も大変な危機に立っています。この危機を防ぐためには、人間各自も、各国家各民族も、自己に定められた天命のままに働くことが大切なのであります。

国家民族が天命にはずれた行為をしている限りは、地球世界は滅亡の方向に次第に追いやられていってしまうのです。それなら、日本の天命は一体何なのでしょう。

それは実にはっきりしているのです。日本という名のごとく、日の本に還えることです。日の本とは、霊(ひ)の本であります。霊の本とは、つまり神霊の本ということです。ですから、個人個人が霊性に還えることと共に、日本の国そのものも霊の国として改めて出発することなのであります。

神々の間には争いはありません。霊の世界は相対のように現われることはできるが、相対ではなく、絶対の力が、単に分かれて働いているに過ぎません。

そうした姿をこの現象界に現わすための、先頭に立つべき国が日本なのであります。

武力の力をもって、敵を想定して戦争の練習したりするのが、日本の真の姿ではありません。統一されたる神の絶対力、神霊の慈愛の光明力をして各国各民族を照り輝かすのが日本の真の使命です。

ですから日の本というのです。大空に輝く太陽のごとく、みずからが光り輝いていることによって、万物を生育せしめ、万物の働きを助けるのが、日本の真実の役目なのです。

五井昌久著『霊性の開発』より