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三重の徳ある生き方

過去世の因縁がぐるぐる廻っているのを三界といいますが、三界というのは、現象の世界という意味です。肉体界、幽界、霊界の下のほうですが、この三界をぐるぐると業想念は廻っているのです。

この三界から出なければいけない。解脱し超越しなければだめです。

超越する世界はどこかというと、神さまのみ心の中なのです。

神さまのみ心の中に入るためにはどうしたらいいかというと、肉体界にいますと、肉体の想いが激しいから、守護の神霊たる守護霊、守護神の手助けがなければ入れないのです。

それで「守護霊さん守護神さん有難うございます」といつもつながっていますと、守護霊守護神の光の柱が出来て、その光の柱の中に入って、スーッと神のみ心の中に入ってしまうわけです。

皆さんは守護霊さんに感謝しながら、守護神さんに感謝しながら、世界平和の祈りの大光明の中に常に入っているわけです。そうすると、三界の世界からぬけているのです。

けれど、いくら三界をぬけても、肉体があり、縁がありますから、想いがかかってきます。かかってくるけれども、常に光の中に入っていると、知らないうちに少なく少なく消えてしまうわけです。

そうすると、宗教信仰のない、世界平和の祈りのない人よりも、ズーッと楽に楽にこの世を終われるし、あの世に宝を積むことも出来るのです。

しかも何もしないように見えても、世界平和の祈りをしていれば、その光明が地球界の業想念を浄める役割をしていますから、人類救済の大きな仕事を果しているのです。

だから、消えてゆく姿で世界平和の祈りをしていることは、(中略)何もしていないように見えるけれども、自分の本心(神の心)を現わしているのだし、過去世の因縁を軽く消しているのだし、さらに人のためにもなっていると、こういう三重の徳があるわけです。

五井昌久著『我を極める―新しい人生観の発見』より