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自分が光になろう

地上天国が出来るためには、ただ、「救ってください、救ってください」というんではダメなんです。自分が光にならなければならない。(中略)

自分を光り輝かすためにはどうしたらいいかというと、いつも自分の中で、あれはいけない、これはいけない病気になりゃしないか、不幸になりゃしないかという迷いの想い、業の想いをいっぺんなくさなければならない。

それをいつも言ってるんです。なくすにはどうすればいいかといえば、神さまの中に入っちゃうこと。

ところが神さまは見えないから、どうしたらいいかといえば、神のみ心である世界平和の祈りをしなさい、という。

世界平和の祈りの中に想いが入ってゆけば、自分が光になってきますから、幸福になるというわけです。

だから幸福になるのは簡単なんです。そんなに努力は要らない。滝に当たって、水を浴びて、山にこもって、なんていうことはもういらない。今さら間に合いません。

私のような人が出て来たんだから、そして世界平和の祈りをしなさいと、神さまが言ってるんだから、世界平和の祈りをすれば自分が光になってくるんです。

業の想いがなくなってくる。業の想いさえなくせばいいんですよ。特別のことをすることはないんです。

五井昌久著『不動の心-五井昌久講話集5』より