スポンサーリンク

子供たちを想うときには

世の親たちは、自分たちは信仰があるから何とかやってゆけるけれど、子供たちが心配だ、と今日の社会環境を憂うる余り、日々子供たちの心配が心を去らないらしいのですが、子供たちにも生まれる前から守護の神霊がついていらして、瞬時も欠かさず子供たちを守ってくださることを、忘れてはいけません。

心配の想いが出てくるたびに、神さまありがとうございます、子供たちの天命が完うされますように、と心に唱えてやることがよいのです。

そういう日々の子供たちへの祈りが、子供たちを神さまのみ心深く住まわせて頂くことになるので、環境はおのずからよい方向へ向かってゆくのであります。

そういう生き方をしていさえすれば、無理をして置かれた環境を変えようとしたり、常に悪い環境から逃れようとしたりしなくとも、祈りを根底にした生活で安心して、生きてゆけるわけです。

表面に現われている良い状態だけで、学校選びをしたり、就職選びをしたりするより、祈りの中で神のみ心に、自己や子供たちの運命を全託しておいたほうが、どれほど安全かわかりません。

神のみ心は、その子やその人たちの終生の運命を考えて、学校も職業も選んでくださっているのです。肉体人間の浅はかな目とは、まるで違うわけです。

五井昌久著『真の幸福』より