スポンサーリンク

光明一念の生活者になる方法(後半)

(つづき)この生活は光明一念の生活です。

自分の都合で敵を認めたり、認めなかったりする生活ではありません。敵が無いとかあるとかいうのではありません。物質があるとか無いとかいうのでもありません。

この世に現われている、また現われてくる事物事象のすべては、神のみ心が完全にこの世に現われるための変化変滅の姿、つまり消えてゆく姿であって、そのまま完全であるなどというものは一つとして無いのです。

ですから、完全に神のみ心がこの地球界に現われるまでは、敵と見えるものも現われることがありましょうし、自己や自国に都合の悪いことも出てくるでしょう。

また、現在この五感で固形物のように現われている物質、人間の肉体などもそうでありますが、こういう物質も、実はこういった固まった物質ではないということも、宗教や哲学的にそういうのではなくて、科学的に、科学的にといっても、ただ実際に原子のことや波動のことを研究している科学者だけが実際にわかっているという、そういうわかり方ではなく、一般大衆の誰でも、物質もすべて波動の現われなのだな、しかもその波動も、宇宙の中心の宇宙核というところから生まれてくるのだなあ、というように、最後には、宇宙神のみ心そのものだけが存在するのだ、ということがわかってくるようになるのであります。(後略)

五井昌久著『本もの贋もの』より