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祈りによる世界平和運動の原点(後半)

(つづき)

私どもの運動は、ただ肉体人間としてやっているのではなく、神々や、宇宙天使との協力によって、この地球界を覆っている業(カルマ)以上の力を持って活動しているもので、肉体人間の精神内部から真の平和な心を湧き上がらせるとともに、あらゆる爆弾や、暴力の使えなくなるように、調和の科学を生み出して、根本から地球界を浄めてゆこう、としているのです。

肉体人間だけの知恵能力では、もうどんなやり方をしても、米ソの間を平和にすることも、アラブ、イスラエルの根本平和を樹立することも出来ません。

まして、天変地変を防ぐことなど、とても出来ません。

それをなんとなくごまかして、大国の責任だけに押し付けて、自分たちは平和の根本を探求しようとしないで、ただイライラしているだけの人々が多いのです。

肉体人間の無力さを、徹底して知ったところから、真実の神我一体の平和運動が始まるのでありまして、神の助太刀を受けずに、自分たちだけで何とかで気はしないかという思い上がった考え方を根本から捨て切らなくては、その人たちの力は生きてこないのです。

(後略)

五井昌久著『これからの文明文化―新時代をひらく科学と宗教』より