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神霊界における生命の働き

生命は宇宙に充ち充ちています。人と人との生命は、お互いに交流し合い、愛し合うごとに輝きを増してゆきます。(中略)

ソロバンを弾(はじ)かず人のために尽くす、ということが、自己の生命を生かすことであり、他の生命をも活かすことになるのです。(中略)

神霊の世界では、生命がそのまま現われている世界なので、生命の清まりの純粋なほど、高い地位にあります。

生命が光明であり、光明のひびきがそのまま肉体世界でいう仕事となり、もう同時にそこに現われてくるのです。

肉体世界のように、想いと行動との間に時間差がないのが神霊世界の在り方です。

心が活動した時、自己の全行動がそこにあるわけで、そのまま一つの仕事の完成がなされるのです。

五井昌久著『本もの贋もの』より