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一月の生き方

(前略)

自己生命への感謝、本源の生命、はじめなるもの、一なる神への感謝に自己の想念をもってゆくような素直な心になることこそ、一月においてなすべき最大の尊い生き方であり、有意義な生き方である。

そうした一月の生活の中からこそ、その年の運命が、その人に輝やかなものになり、すべてに感謝でき得る生活の根源ともなってゆくであろうことを、私は確信しているのである。

(後略)

五井昌久著『神への郷愁』より