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時は来たれり⑩(完)

(つづき)

だから悦子さんがぶん回された気持ちになれば、少しくらいの苦しみはなんでもないと思います。本当によくなることは目に見えてるんですよ。

世界平和の祈りというのは、急速に世界中へ広がる、という予言が出ていた。もう急速に広まるんです。それは広まらざるを得ないですよ。そういう時期に来ています。だから今までは準備段階。これからは実行段階。だからみんなが一致協力して、世界平和の祈りをやりましょう。

世界人類を救うということは、あなたのお家も救うんです。なぜお家も救うかというと、原爆が一発落ちれば、家などすっ飛んじゃう。みんな駄目になっちゃうんですからね。だから世界平和のために働くことは、自分の家も助けることなんです。これを間違えてはいけない。

なんか世界と自分が離れているようだけれど、密接でもって、離れていないのです。ですから戦争が始まったら、一瞬にして世界は吹き飛びます。それを宇宙人が心配して、助太刀に来ているわけですね。私のほうが願ってますからね。

助太刀に来て、「五井先生と緊密なる提携のもとに」と言うんですよ。イエスさんというのは、金星から来た天使なんです。私も実は金星から来ているんです。向こうでは兄弟なんです。宇宙人というのは、すべて私のような人なんですよ。そういう人が応援して立派にしようというんだから、なるに決まっているんですよ。

世界は平和になるに決まっている。だから現実的に、少しくらい偉いとかなんとかいったって問題じゃない。私たちの想っている偉い人というのは、もう超々々々々現実的な力を持っているんです。そのものすごい力を持った人たちが集まるわけです。宇宙人を含めてですよ。

私は昔は、私たちくらいの人たちが地球界にたくさんいて、その人と手を組んでやると、謙遜的に言ってたけれども、そうじゃないんですね。

世界平和の祈りの中から、聖者がたくさん生まれてきますよ。いいですか。八十(歳)になったって、聖者になることは出来るんだし、幾つになったって聖者になれるんですからね。昨日の自分が愚かであっても、明日の自分は聖者になれるんです。

だから自分が愚かなどと思うことはない。自分は駄目だなどと思うこともない。駄目な想いも消えてゆく姿で世界平和の祈りだ、ということになるわけですね。それでは今日の統一会は終わります。有難うございました。

(おわり)

五井昌久著『魂が大きく開く時 (聖ヶ丘講話)』より