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人間が天使・菩薩に変貌する祈り

(前略)世界人類が平和でありますようにと言う時には、救世の大光明に入ったことになりますから、どういう祈り方をしても、どういう想いで祈ってもいいけれど、やがては本当のことがわかってくると、「ああ、自分はこの世にとって大事なものなんだな。自分はつまらなそうな人間に見えるけれど、実はつまらない人間ではなくて、世界を本当に平和にするための天使の一人なんだ、菩薩の一人だったんだ」ということが自覚されてくるわけなのです。

肉体人間としての自分が菩薩ではないかもしれない。だけども、世界平和の祈りをすることによって、当たり前の凡夫が、一般大衆が菩薩に変わってゆく、天使に変貌してゆくわけです。言い換えれば、天使や菩薩と合体して、この地球人類を救う大きな役目を、自分が担っている、ということになるのです。

だから、皆さんが何気なく、世界人類が平和でありますように、日本が平和でありますように、私たちの天命が完うされますように、神さまありがとうございますと言っている祈り言は、知らないうちに、自分を高い高い波動の世界に運び込んでいるのです。皆さんが気がつかなくてもそうなんですよ。

五井昌久著『心貧しき者は幸いなり』より