2017

著書

天と地を理想で結ぶ道②

(つづき)肉体の人間では、自分の身内のほうが他人の身よりかわいいんだから、宗教家がどう言おうと、私の子供のほうがかわいいんだ、私の妻がかわいいんだ、私の弟がかわいいんだ、ということになります。 そうすると理想というものは、この世界では、肉体...
著書

天と地を理想で結ぶ道①

(前略)いいとか悪いとか、向こうと相対的に比べていてはダメです。 相手を見てはダメなんですね。 ”敵である”と敵と見ているうちは、敵になるからです。 けれども一度は敵と見てしまいますね。 過去世からのクセで、”自分と相手は他人だ”、”みんな...
著書

現われる前に消す

(前略)悪いものも現われなければ消えないとすると、これも大変です。 どれだけ悪いことがあるか、わからないんですから……。 「現われなきゃ消えないというけど、先生、私は今後、どれだけ現われるんですか?」と聞きに来る人もあります。 それは現われ...
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著書

消えてゆく姿を極めて善悪を超えれば絶対善が現れる

(前略)もし悪いことをしたとすれば、それは過去世の因縁が悪いことをしたことによって、消えてしまったのです。 だから、「あっ、しまった、悪いことをしてしまった、申し訳ない」と、”申し訳ない”と思わなければダメです。 それを、「これはいいことを...
著書

神ということ(後半)

(つづき)それよりもっと根本的ないい方をすれば、私たちを生かしているというより、私たちそのものである生命というもの自体が、肉体人間誕生以前から存在しているのだし、生命のない人間など考えられもしないのだ。 そうした根本的な知恵や力や能力を、人...
著書

神ということ(前半)

日本人の中には、神という言葉を極端に嫌ったり、馬鹿にしたりする人たちがいる。 この人たちは一体、神という言葉自体を嫌うのか、肉体人間以外の智慧や力や能力を無視しようとしているのか、どちらなのであろう? 喰わず嫌いという言葉があるが、この人た...
著書

実在界・霊界・幽界・肉体界について⑥(完)

(つづき)動物は神に隷属されたる物、人間は神そのものの分霊であること、本来自由自在なる者であることを、よくよく考えて感謝しなければならない。 さて、霊・魂・魄として三界に活動している分霊は、次第に肉体人そのものになってきて、肉体外の六官(直...
著書

実在界・霊界・幽界・肉体界について⑤

(つづき)(中略)各分霊は霊界に所属しながら、その心(念)をもって各幽体を創造し、ここに幽界ができた。 この幽体は、各々の念が記録される場所となる。即ち業因縁の蓄積所である。 ここに蓄積された記録や記憶が肉体の頭脳にキャッチされ、考えとなり...
著書

実在界・霊界・幽界・肉体界について④

(つづき)やがて各分霊は、自分たちの親である直霊に向ける念を疎んじだし、それまでに幽体と肉体に蓄積されていた光の波(念)だけに重点を置いて、楽な創造を営もうとし始めたのである。 ここにおいて人間は、肉体界の生活を主とした自己限定をするように...
著書

実在界・霊界・幽界・肉体界について③

(つづき)この直霊が動き出(い)でて各種の光の波を出だし、霊界を創り、各分霊(わけみたま)となり、各分霊が直霊より分けられたる光(心)により創造力を駆使して幽界を創り、肉体界を創造して、ある時は幽体という衣だけ着て幽界に生活し、ある時は幽体...
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