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真に自分を変えるには

人間の過去世からの習慣の想いや行いはなかなか頑固なものでありまして、自分はなんて臆病なものなのだろうな、と思って、一生懸命勇気を出だそうとして、いろいろな本を読んだりしますが、いつまで経っても、その臆病や気の弱さが直らなかったり、短気な性分を直さなければ、と人の力を借りたりして、懸命になるのですが、やっぱり少しぐらいずつは直ってゆきますが、根本的には直らなかったりするのです。

それはどうしてかと申しますと、過去世からの同じ道を歩みながら、その道を変えようとしているからで、直そうと思うなら、過去世に歩んだ道を離れて、自分の現在欲する道をつくり出して歩んでゆかねばならないのです。

それにはどうしたらよいかといいますと、現在ここで、いろいろと考えたり、思い悩んだりしている自分という人間を、一度なくしてしまわなければならないのです。自分を無くすということは、自分で考え行なっているこの自分というものを、祈り心の中に投入してしまって、祈り心一辺倒で生活してゆくことにするのです。

それはどうするかといいますと、神様への感謝だけを心の中に住まわせてしまうことです。「守護霊様、守護神様ありがとうございます」と日々瞬々思っていることです。そしてそれが、世界平和の祈りとつながっている、というような生き方をしていますと、今日までの自分というものが、いつの間にか、神のみ心の中に生きている自分というものに変わっていってしまうのです。

過去世からの臆病だったり、短気だったりした自分というものの歩んできた道が、そこに消えてしまい、神と自分とで新しくつくった平和な安穏な心の道が未来までつづいてゆくことになるのであります。世界平和の祈りの道とはそういう道なのです。

五井昌久著『祈りのある生活』より