2015-12

著書

真理の光に照らされた生活④

(つづき)そうした立派な宗教者というのは、何も宗教団体にばかりいるのではなく、実業家にも政治家にも科学者の中にも存在しているのでありますが、表面だって、宗教を口にしたりしない人が多くあるわけです。主よ主よというものばかりが救われるのではない...
著書

真理の光に照らされた生活③

(つづき)話にきくと、宗団の権力で、実業家の仕事をおびやかしているところもあるということで宗教家が権力欲で事をするようになっては、その宗団の末路は知れたものというべきです。実業家たちが、お互いの仕事を拡張するために権謀術数を用いていることは...
著書

真理の光に照らされた生活②

(つづき)人に立てられる地位に昇った時ほど、人間はいっそう気をつけなければならぬのでして、謙虚に謙虚に自己反省して、人々に接しなければならぬものなのです。自己の地位や立場を背景にして、上から人を見下して、優越的な言辞をろうしている人々の心は...
著書

真理の光に照らされた生活①

虚栄心と権力欲というものが、いかに人間の世界をつまらない、嫌なものにしているかは、だれでもよく承知しているのでありますが、自分自身を顧(かえり)みて、自分には虚栄心や権力欲が少しもない、と言い切れる人はあまり数多くいないと思われます。女性が...
著書

罪をかばうことは愛ではない

(前略)宇宙の法則として、犯した罪は悪として、必ず自分に還ってくるのです。それを人間の甘い感情で、その悪をかばってしまおうとする癖が日本人にはあるんです。悪事をされたその当座は非常に憎むが、しばらく時が経ってしまうとその人間を、「あれはその...
著書

感謝一念が悟りの心

(前略)神さまありがとうございます、という祈り心がもう心の中に充満していれば、その人は幸せな人ですよ。それが悟りなのです。悟りの中には不平がありません。みんなありがたいな、なんでもかでもありがたいな、だけになる。神さまの姿を見たから悟り、パ...
著書

肉体にありながら天に住む本体を自覚して生きよう

宗教の道というものは、永遠の生命を自分のものにする道なのです。肉体の人間というのは永遠ではなく、五十年八十年の人生です。近頃長生きの人が増えましたけれど、だいたい百以下の命です。ところが、実際の人間の生命というのは永遠なのです。永遠不滅なの...
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