(前略)神さま(※守護の神霊)が応援してくれて、自分の心境がよくなくても、病気をスーッと治してくれることがあるのです。
道に乗せようと思ってね。
次に病気になったときには、いつまでも手を貸していては一人立ちできないから、知らん顔をして見ていて、その人の力、その人の信仰心でやらせようとする。
だから初めはパッと治ったけれど、2度目はなかなか治らなかったということがある。
それは自分でやるべきなのです。
自分でやって、自分の信仰心で治った場合には、今度は本当に自信がつきます。
そうすると、この人は今度指導しても、立派に指導できるようになる。
だからおんぶに抱っこで治っている場合にはまだダメです。
神さまは、自分の力で一人立ちの出来る立派な人間をつくりたいわけです。(後略)
五井昌久著『白光誌1970年6月号』より