(前略)
人間が一人生まれてくるということは、守護霊と守護神がともに働いて、魄(※ぱく、肉体要素)を呼び寄せる。
肉体要素は大地に還って埋まっている。
それを引き出して、母親の中へ、精子を通して入れてやるわけです。
入れたところで霊魂を呼び寄せて、中へ入れるんです。
だから赤ちゃんを産む時には、おなかに入る時には、本当に祈りの気持ちで入れなければいけませんね。
夫婦生活も祈りの気持ちで、世界平和の祈りをしながらするようにしなければいけませんね。
もし間違った想いでもってした時には、後でおなかに赤ちゃんが入ったら、一生懸命、世界平和の祈りをするんですよ。
そうしないと、守護神や守護霊がちゃんと働けないんです。
守護神、守護霊がいい肉体要素を入れてくれて、霊魂とピタッと合わせてくれるためには、守護霊や守護神と母親に入る霊魂と、両親の想いとが、みんな一体になって、うまく引き寄せるようにしないといけない。
だから胎教というのが大事だというでしょう。
胎教というのは、お腹の中にいる時の教育という意味ですが、これが大事だというのはどういうことかというと、守護霊、守護神とぴったり合うため、あるいは、入ってくる分霊と想いが合うためなのです。
そうすると、いい分霊がいい要素を持って入ってくるのです。
(後略)
五井昌久著『講話集〈1〉神様にまかせきる (講話集 1)』より