(つづき)
金星というのがあります。形が星に見えます。星に見えるけれども、これは命の光なんです。
命の光の中に、いのちの光が住んでいるんです。
この地球も球です。その中に光の玉である人間が共存しているのです。
地球を司る王さまを地球霊王といいます。金星にも金星を司る王さまがいるわけです。その中に長老が何人かいるわけです。
金星の人たちは、感情に把われない人たちなんです。あのヤロー憎いとか、恨めしいとか、そんなことは思っていない。
あれが欲しいとか何とか思わない。そんなものは全然ない人たちなんです。
そのままの人たちなんです。たとえば私のような人たちなのです。
何にも思わなくても、すっと出来るような人なんです。(中略)
私はこれだけ愛してやったんだから、これだけ何してやったんだからお返しを、なんて思いやしないです。
与えっぱなしです。それが神さまの愛なんです。
その神さまの愛をもって、なんでもなくそのまま生活している集団が、金星人やなにかなんです。
(つづく)
五井昌久著『私に荷物を預けなさい (聖ヶ丘講話)』より