無限なる叡智、無限なる直観力、無限なる能力を授けられた昌美は、四次元世界、そして多次元世界に入り、宇宙子科学の論理を三次元世界に写し出し、物質界の領域と霊界の領域との間に連結を作り出してきた。
だが、未だ論理の段階であって、形の上において、実際に生成をすることは、二十一世紀に至ってからである。
しかし、この論理はすでに完結に近いところまで達している。あとは、時間をはかりつつ、三次元世界に形として現すのみとなった。
最後の論理は封じられている。四次元世界と三次元世界とのヴァイブレーションの力が一定したところで、忽然と降ろされるであろう。
人々の魂の眼が純化され、精神と思考作用を貫き通して宇宙の論理が明かされ、点火されるときはもうすでに来ている。
宇宙 ― 地球 ― 大自然 ― 肉体
これは全く一つに結ばれ、これを貫いているただ一つのものは、宇宙の法則そのものである。宇宙の法則を降ろすことが宇宙子科学である。
そのために、二十一世紀までに五井研究所(※後の五井平和財団)を設立せよ。
五井研究所(※五井平和財団)とは、芸術と科学と宗教が全く一つとなったものとする。これこそ完全調和なる平和な世界が訪れる先駆けとなる。
宗教だけではダメ。科学だけでもダメ。芸術だけでもダメ。それらの三つが全く一つにとけ合い、重なり合い、転回してゆくことによって、世界人類の意識が全く転換し、一つに結ばれてゆく。
五井研究所(※五井平和財団)設立にあたり、一番の基本方針は、この三つ(※ 宗教・科学・芸術)の大統合にあり。
宗教は、″世界平和の祈り″、印。科学は、宇宙子科学。芸術は、音楽、美術、その他。これらをすべて、五井研究所(※五井平和財団)は含んでいるのである。
また、今まで汝らが現してきたすべてが、一つに結ばれてゆく。
これらのすべてが今までに降ろされてきた。すべては宇宙の基本、7で始まり、7で終わる。これは、宇宙子科学で完全に降ろされている。
○△□は、三神人が授かった印の世界で完全に降ろされている。かつまた、物質世界、形の世界において、この○△□が物質を生成する基本である。
すべての根元が祈りであり、それはエネルギーとして、印を通し、物質世界にすでに力を発揮している。
二十世紀最後になってすべてが全く計画通りに進んでいる。
宇宙子科学は、あとは実際に三次元世界に勿質として現わしてゆかねばならない時が来ている。
五井研究所(※五井平和財団)設立は、この三つを統合したものとして今生に顕現される。
そしてこれはすべての宗教、芸術を超えたものとして世界中の人々が魅きつけられてゆく。世界最大、最高のものとして展開されてゆく。
そのため、いずれは世界中の大科学者、大芸術家、大宗教家が名を連ねてゆく。日本を超え、世界の五井研究所(※ 五井平和財団)であり、二十一世紀の最大の真理、平和、調和の機関である。
そのためには、現実に則って考えていかねばならない。五井研究所(※五井平和財団)設立は空論であってはならない。そのために先立って昌美にメッセージを送ったのだ。次のことを進めてゆくために、 昌美の心を整理させるために知らせておいたのである。
五井研究所(※五井平和財団)設立にあたって、まず資金がいる。昌美は全くその点は範疇外であるから、私の言うことを推し進めなさい。あとは三神人がすべてを調えてくれるであろう。
まず聖ヶ丘の土地を応用展開してゆくことだ。 すべての中心が富士聖地に移った現在、聖ヶ丘の土地は、次のステップとして大いなる働きを為してくれるはずである。
これもすべては初めからそうあるべき形をとっておいた。何も心配はいらない。すべては完璧に、見事に、計画通りに、私がいる時から進められていたものである。三神人でよく話し合い、決定されるであろう。
私は小さなワクにはまって生きてはいない。私は宇宙広大無辺である。自由自在、変幻自在である。そのことをよくよく知ることである。
三神人もそれぞれに無限なる叡智、無限なる直観、無限なる能力を授かっている。未だ昌美の頭の中には理解できないであろうが、これは確かなる事実である。
宇宙子科学こそが世界を救済するものである。その実現のためには五井研究所(※ 五井平和財団)設立こそ、大切なことなのだ。
だが何も心配はいらない。五井研究所(※五井平和財団)設立にあたり、すでに神縁深き、魂素晴らしき、真理の人達が用意されている。
そして、ただ前を向いて積極的に進め。昌美の光明思想家としての力を大いに発揮することだ。
昌美なら出来る。今まで全くすべて見事にこなしてきた。かつまた皆を調和させ、彼らを見事にレベルアップさせてきたこの功績は立派なものである。私は昌美を信じている。世界中の人々がそれを待っている。
私の心は五井研究所(※五井平和財団)設立を強く願っている。ただそのことのみだ。そしてその時が来たということだ。私がかつてやりたかったことである。
かって私が昌美に話したであろう。私の理想を……。
さあ、二十一世紀までに設立せよ。時が熟している。資金も人材も場もすべてが調っている。あとは即刻実行に移すのみ。
輝かしき二十一世紀。これはすべてが富士聖地から発する。富士聖地こそ世界の中心の場であり、聖地である。
そして五井研究所(※五井平和財団)からも発する。五井研究所(※五井平和財団)は東京がよいであろう。やがては世界各国各地に支部が出来てゆく。
よろしく頼む。輝かしき世界が来ること間違いない。
一九九八年六月十五日
五 井 昌 久
五井先生からのメッセージ
※五井平和財団は、1999年3月5日に設立されている。