(前略)神様のみ心の波に入ってゆくためには、神様の波長と同じ波長を出さなくてはいけません。
神様の波長と合わすために、神様のみ心であり原理である地球の平和を願う「世界人類が平和でありますように」という想いを出せば、神様の波長とピタリと一つになるわけです。
そこでただ「神様有り難うございます」というだけではなく、「世界人類が平和でありますように」という祈り言が出たわけです。
そして、「世界人類が平和でありますように」と祈ったときには、その人は神様のみ心とピタリと一つになるのです。
「世界人類が平和でありますように」と言ったときには、過去世の因縁が消えてゆく姿として現れていながら、一緒に神様のみ心の中に入ってしまうわけです。
神様のみ心は大光明で完全円満なのだから、悪いものも不幸なものも、間違ったものもあるわけがない。
世界平和の祈りをすると、自分が過去世の業を背負って神様のみ心の中に入ってしまうわけだから、過去世からの因縁が神様のみ心の中で消されてゆくわけです。
そういうわけで、“消えてゆく姿で世界平和の祈り”というように私は教えているのです。(後略)
五井昌久著『悠々とした生き方―青空のような心で生きる秘訣 聖ヶ丘講話』より