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Tさんの体験談 ~ 五井先生の夢の中でのご指導⑥(完)

(つづき)(中略)夢でもみんな正夢ですね。

鐘の話なんか面白いです。

あの通りです。

言ったこと全部本当なんです。

実際、話はうまかったね。

自然に言うからいい。(中略)

皆さんは“自分は霊的でない、自分は何もわからない”と思っている人がずいぶんあります。

けど、霊的でない人は一人もいないんです。

なぜいないかというと、みんな霊魂が肉体という器を使って働いているのですから、霊的でない人はいないわけです。

ただ、霊的なものが本心から発現するのか、守護霊守護神とつながって発現するのか、あるいは変な迷いものが憑いて現れてくるのか、と違いがあります。

Tさんの場合は、おのずから自然に、霊的なものが発現して、ああいう形になったんですね。

夢の先生ばかり好かれて、肉体の先生はいらないと言われちゃ困るから、肉体の先生は優しいから分がいいです。

向こうは本当にこわい時がある。というのは直霊です。

まともに言いますからこわいんです。

お酢も砂糖もバターもつけないで、生のままで食わせますからね。“お前これ食え”とやられますからね。

まぁそれくらいでないとね。向こうが優しくて、こっちがこわいんでは、こっちは嫌われて、もういらないなんてことになったら、私が立つ瀬がない。

そこはうまくできてるんです。神様のやることはなかなかうまいんです。

向こうと、器のほうも守っている私と緊密な関係を常にとっている。(後略)

五井昌久著『講話集〈2〉みんな救われている (講話集 2)』より