(つづき)(中略)夢でもみんな正夢ですね。
鐘の話なんか面白いです。
あの通りです。
言ったこと全部本当なんです。
実際、話はうまかったね。
自然に言うからいい。(中略)
皆さんは“自分は霊的でない、自分は何もわからない”と思っている人がずいぶんあります。
けど、霊的でない人は一人もいないんです。
なぜいないかというと、みんな霊魂が肉体という器を使って働いているのですから、霊的でない人はいないわけです。
ただ、霊的なものが本心から発現するのか、守護霊守護神とつながって発現するのか、あるいは変な迷いものが憑いて現れてくるのか、と違いがあります。
Tさんの場合は、おのずから自然に、霊的なものが発現して、ああいう形になったんですね。
夢の先生ばかり好かれて、肉体の先生はいらないと言われちゃ困るから、肉体の先生は優しいから分がいいです。
向こうは本当にこわい時がある。というのは直霊です。
まともに言いますからこわいんです。
お酢も砂糖もバターもつけないで、生のままで食わせますからね。“お前これ食え”とやられますからね。
まぁそれくらいでないとね。向こうが優しくて、こっちがこわいんでは、こっちは嫌われて、もういらないなんてことになったら、私が立つ瀬がない。
そこはうまくできてるんです。神様のやることはなかなかうまいんです。
向こうと、器のほうも守っている私と緊密な関係を常にとっている。(後略)
五井昌久著『講話集〈2〉みんな救われている (講話集 2)』より