(つづき)
金星の長老という人は、キリストや仏陀よりも、もっと力のあるような、もっと高いような、もっと神に近いような人なのです。顔も形もはっきりわかるのですよ。それは私ばかりでなく、斎藤さん(故人)にも勝山さん(故人)にも見えるのです。長老のほかに、きれいな女の姿をした宇宙人も来ているのです。いつも私の周りに来ています。それでいろいろな連絡をして下さるのです。そして斎藤さんにも連絡する、勝山さんにも連絡する、村田さんにも連絡する。その連絡がぴったりと一つに合った時に現われるのです。
ということは、皆の心が空っぽになって、期待さえもしない、無念無想という心境になって統一した時に、スッと現われるのです。段階としては、こういうものがあるんだ、ということで種々と見せられ、いろんな体験をさせられる。
その後で、全部の心が一つになって、全く空になった時に、本当のものが現われるという順序なのです。それを援助するのが、皆さんの世界平和の祈りなのです。
霊的な人が集まってやっているのでは足りないんです。アダムスキー以来、はやって来まして、あっちでもこっちでも宇宙人研究の人たちがたくさん出て来ました。
けれども、私どもの会のように、こんなに大勢の人が一つになって世界平和の祈りをしながら、宇宙人を待っているようなところはありません。心から真実の平和を願いながら、他の我欲もなくて、宇宙人の出現を待っているような団体は一つもないのです。
それで私どもは宇宙人たちをよーく知っているのです。知っているもいないもない、話している当人なのです。
おかしな話だな、と思うでしょうから説明すると、私の体は神々の働く器なのです。宇宙人の話しをしていたのは誰かというと、この肉体が話しているのではないのです。金星の長老なのです。今にそれがわかります。と言って話しているのは誰かというと、向こう(天)の人なんです。(中略)
(つづく)
五井昌久著『天命を信じて人事を尽くせ (聖ケ丘講話)』より