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永遠の生命を祈り出す

私共の平和の祈りは、何も粗い浅い波動の肉体世界だけの平和を祈っているのではなく、深い微妙な波動の世界から、ずうーっとつづいている生命世界全体の大調和を祈っているのでありますので、この平和の祈りに徹しながら自らは、この肉の身を去っても、別にどういうことはない。肉の身を去った後は、深い微妙な世界の生命体として、神人として働きつづけるのですから、肉の身をことさら惜しがる理由もないのです。

しかし、私共がこの世に世界平和の祈りをなしつづけ、この地球界にこの祈りの大調和波動をひろげてゆくことによって、この肉体世界の汚れた想念波動、つまり業想念波動が浄められてゆけば、この地球世界も救われるし、他の天体や、奥の霊的世界の働きも邪魔にもならずに、この大宇宙の進化を促進させてゆくことになるのですから、私共の肉体の生存がどうなろうとは関係なく、世界平和の祈りは、絶対必要な行為となってくるのであります。

五井昌久著『純朴の心』より