(前略)神こそ我が生命、神こそ我がすべて、神こそ我が最大の味方であることを、信じる努力を払うことです。
何故ならば、神はあなたの生みの親であり、あなたの運命のすべてであり、人類の生みの親であり、人類の最後の支配者であるからです。
あなた方の業(カルマ)は、今まさに消えてゆかんとしているのです。日本の業も、世界の業も、今まさに消えゆかんとしているのです。
しかし、消えゆく業が、烈しい悲惨事を人類に与えてゆくか、神の恩寵(おんちょう)によって、明るい平和のうちに消え去ってゆくかは、今、あなた方一人一人の世界平和の祈りによって定められるのであります。
人間一人一人の背後には、祖先の代表の守護霊と、絶対神の分れの守護神とが、しっかりあなた方を護っていて、あなた方の本心の光を導き出しているのです。
あなた方にとっては、その守護を信じつつ、たゆまざる世界平和の祈りをつづけてゆくのが最上の生き方といえるのです。
そして、その祈りの中からあなた方の、その日その日の最上の生き方が自ずと行じられてゆくのです。
そのことは、私自身、実にはっきりと、日々その効果を味わっているのですから、疑わずやってください。(後略)
五井昌久著『平和を呼ぶ声』より