地球人類全員の天命は、地球世界を大宇宙の運行にあった調和したものにしてゆく、ということであります。
これは何人といえど天命として与えられているのです。
今生で出来なければ来生で、というように、根本の天命はつづいてゆくわけです。
その他に第二の天命として、職業としてなされていたり、趣味としてなされていたりする仕事があるわけです。
世界平和の祈りというのは、人類全般の天命を個人個人の天命の道として実践する方法です。
知らないうちに、聖者の道を踏み行なってゆくというのが、この祈りの行なのです。
五井昌久著『純朴の心』より