(つづき)分霊の分かれの一番端の一番小さい分霊がこの世に生まれてきたような人がいるんです。
そういう人は、神さまとの連絡が少ないでしょう。経験がないから神さまなんて感じられないんです。
いい人で会っても神さまが感じられないんです。そういう人が生え抜きの共産党員みたいになっているんです。
今生で生まれて来て、たとえば頭が悪そうに見えても、才能がなさそうに見えても、神さまのことが本当に思える人は、真実に幸せな人ですよ。
東大を出た官吏(かんり)になって、大臣になったというような人を羨(うらや)むことはない。
たとえば皆さんの子供さんたちが、才能がなさそうに見えたり、頭が悪そうに見えても、本当に神さまのことがわかるように仕向けてやることです。
神さまのことを本当にうんと教えてやる。新しい魂であっても、子供の時から教えれば、神さま神さまって吹きこんでいるうちは、その潜在意識に入りますから、やがては神さまがわかってきます。
さっきも言いましたが、小さい子が、先生は光に乗ってくるんだ、ということをはっきりわかっている。
わかっているということは、その子の魂が非常によくわかっているわけなんですよ。古い魂なんです。
大体、私の話しがわかる人、私のところへ寄ってくる人というのは、古い魂なんです。そうでないとこういう教えはわからないんですよ。(後略)
五井昌久著『不動の心-五井昌久講話集5』より