宇宙天使との交流をしていると、「一にも二にも余計な想いはいらない」、「空だ、空だ」、と盛んにいわれる。ところが、その空に今度はまたひっかかりそうになる。
そこで私は、「みんな、空になろうとする想いさえも世界平和の祈りの中に入れて、或いは五井先生と想う想いの中に入れ切ってゆきなさい。そうすれば、気楽に空の境地になれますよ」とその度ごとに教えているのである。
把われないことに把われていては、いたちごっこだ。
すべての想いは消えてゆく姿、ただあるのは世界平和の祈りの神々の姿だけなのである。
そうした日々の祈りの行から、やがて宇宙天使との全面協力による地球世界の大平和がつくられてゆくのである。
五井昌久著 『失望のない人生』より