(前略)
今日では肉体波動、物質波動が、急速に霊波動に変わってきています。いいかえれば、粗雑であった波動が、微妙な波動に変わってきているのであります。
人々は一日も早く、微妙なる霊波動にならなければいけません。
これは好むと好まざるとにかかわらず、そういう時になっているのでありますからどうしてもそうならなければならぬのです。
今日、地球世界に生きている誰も彼もが、完全平和のための一役を、神様から役目づけられているのです。
その役目を済まさないことには、人間は決して安心立命できる世界に住むことは出来ないのであります。
そのために消えてゆく姿の教えが生まれ、世界平和の祈りの行法が生まれ出たのであります。
(後略)
五井昌久著『白光誌1965年2月号』より