(前略)
今こそ、釈迦やキリストたち聖者賢者の教えたことを実行することなのです。
聖賢の道を実行しろと言っても、とてもむずかしくてできるわけがない、というのが一般の声でありましょう。
しかし、それが実は易しくできるのです。
それが祈りによる世界平和運動なのであります。
人類は人類自体が、一人で生まれたのではないことは誰にでもわかります。
人類をこの地球界に生みなした方、つまり神との一体化こそ、今一番必要なことなのです。
人類の生命の親、神のみ力なくして、この地球人類の存続はありません。
今こそ人類は、神の救いを呼び求めるのです。
全身の力を出して、神のみ心に飛び込むのです。
その方法を易しく、何気なく実行してゆくのが、日々瞬々刻々の世界平和の祈りなのです。
(後略)
五井昌久著『聖なる世界へ』より