(前略)
病気でも不幸災難でも、今起こっていることは、みな過去世からの想念行為の誤りが現われては消えてゆく姿なのですから、そうした消えてゆく姿に想いを把われず、世界平和の祈りを祈りつづけてゆき、神のみ心と同じような愛と調和の想念行為をしてゆけばよいのです。しかし、なかなかそういう行為はつづきませんので、そのマイナスを世界平和の祈りで、守護の神霊の光明波動で、消してもらいながら生活してゆくのです。
人間の肉体生活の運命は、すべて過去のものなのです。
真実の運命は、今、今の連続でつくりあげてゆくのであります。
その運命を、私どもは守護の神霊の加護によって、もっとも善いものにしてゆくのであります。(後略)
五井昌久著『真の幸福』より