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病気について①

今、小児麻痺がはやっているのですね。(※ 昭和35年のお話)これに対してワクチンが非常に効果があるということです。昔は天然痘がはやり、、亡くなる人が多かったのですが、種痘が発見されて天然痘はなくなりましたね。

そこで今、薬というものと霊作用というものとは、どういう関係があるのだろうか、という質問が出たわけです。

人間の病気には大体、三つあります。

一つは霊作用といわれる障り、つまり幽界のいろいろな想いがついて、生命がまっすぐ通ることを邪魔することによって起こるもの。

二つは肉体的だけのもの。

三つは精神状態、自分の心が乱れて病気になるもの、こういう三種類があるんです。

小児麻痺というのは、完全なる霊作用なんです。祖先の迷った想いが骨に来るわけです。

骨というのは、頭蓋骨から足までつながっている。天から地までつながっているものですから、祖先を現すものです。

特に背骨というのは、それで小児麻痺をみると、祖先の親類縁者の迷いの波がかかって、足や手がブラブラになっちゃう。ところがワクチンで治るという。

天然痘は種痘がはやらなかったら、ずーっと蔓延していったでしょう。種痘でどうして治ったか、ということですね、問題は。

それはこういうことなんです。種痘を発見した人、ワクチンを発見した人の愛の想いが癒やす、ということになるんです。薬自身にも効き目がありますよ。

しかし、それに愛の想いが加わって病気を治すわけなんです。(つづく)

五井昌久著『講話集〈3〉自分も光る人類も光る (講話集 3)』より