世界人類が平和でありますように
如来印を結んで
みんな静かに坐つている
此の世の生活のそれぞれの
悩みや疲れや悲しみの
想いの波の黒雲は
今は全く神々のみ光に融け
人々はおのおののいのちのリズムを
世界平和の祈りに乗せてひゞかせる
私は白光のタクトを振り
神の世界と人の世の
大調和のコンダクターとなり
私の平和交響楽団を
天地をつなぐ光の柱にしようと
みんなのみ魂の琴線から
快い音色をひゞかせる指揮を取る
こんな魂の交響楽団が
各所に各国に誕生し
無我献身と云う大交響楽を
地球を云うステージの上で
大神絶対者のみ心に
おきかせする日のくることも
そう遠い将来では無いのだと
私は今日も同志の人々と
統一修業会の会場で
心に深く想つていたのである
五井昌久著『いのり-詩集』より