(前略)
世界平和の祈りを祈る想いの中に、
神のみ心の中に、
哀しい想いも、
恨みの想いも、
世界がどうなるかという想いも、
金持ちが憎らしい、
権力者が憎らしいという想いも、
みんな入れちゃうんです。
自分はダメだ、
あいつはダメだというのも入れてしまう。
私は世界平和を祈ろうと思うけれど、
なかなか祈れない、
という想いも入れちゃうのです。
何でもかまわない。
出てくる想いは全部、
世界平和の祈りの中につっこんじゃう。
これは一つの
メンタルトレーニングでもあるんで、
やっていると、知らないうちに、
世界平和の祈りの中に入って、
心安らかになってきます。
(後略)
五井昌久著『白光誌2009年2月号』より