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大生命

一体何んと云う深さなのであろう

何と云う尊さなのであろう

私の吹き鳴らす霊笛に乗つて

その霊身を現わされた御方は

一体誰方なのであろう

私の身心に伝わるこのひびき

そは正に大生命の高鳴り

今老祖の姿となつて私の中に御座す大光明

その輝く銀髪は星々の塵埃を祓い

金色の眼ざしは宇宙をみつめて鋭く

その白髭は三千丈をはるかに超え

銀河の流れとなつて虚空の彼方までたなびく

私の霊身を伝わつてほとばしるそうした光の波動は

天地を貫ぬいて無限に横にひろがる

あゝ大生命

天御中主大神

又の名 至聖先天老祖

老子を仏陀をキリストを弥勒を

そして又金星の長老を

その膝下に治めて

大宇宙を主宰する生命の権化よ

あなたは今此処に御座す

地球人類救済の

世界平和の祈り言にさそわれ

大光明波動を霊身と現わし

御自ら仏菩薩の総指揮者として君臨する

天御中主大神

至聖先天老祖

その久遠の生命は大智慧大能力

今此処に伝わるひびきは

実在界そのままの光明波動

私はそうした光明波動に融けきって

地球人類救済の柏手を打ちつづけているのである

五井昌久著『いのり-詩集』より