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みんな本当は本心開発のために生きている(後半)

(つづき)それで皆さんは、世界平和の祈りの中に救いを求めて来たわけなのね。

自分で知っても知らなくとも、ふわーんと来ちゃった人もあるだろうし、病気を治してもらうために来た人もあるし、貧乏を治してもらおうと思ってきた人もあるし、子どもの病気を治してもらおうとか、夫婦の中を直してもらおうとか、来るんですね。それは、上辺で来たんですよ。

本当の魂のほうは、守護霊のほうはそういうんじゃなく、魂の本心の開発のためにここに連れてきたわけなんです。

それでやっているうちに、だんだんご利益信仰というのはどこかへ行っちゃって、いつの間にか本心の開発を求めてしまうんです。

ご利益のほうは、いつの間にか忘れてしまうんだもの。どっちでもいいと思っちゃってる。

どっちでもいいと思ったときは、よくなっています。そういう想いを捨てちゃうと、病気も治っちゃうんですね。

そういうふうに、みんな本心の開発のために生きているわけです。

はじめのうちは、ご利益のことばかり考えている。そのうちに、そういうことを忘れちゃう。

忘れた頃になると、自然自然に整ってくるんです。(後略)

五井昌久著『講話集〈4〉想いが世界を創っている (講話集 4)』より