霊界移行した法友Hさんの体験談
霊界での全修行を終えたあとの場面(前略)それにつけても五井先生のお力の偉大さをこれほど目の当たりに見せられ、教えられたことはなかった。
自分が無関門を破ったなどと毛頭考えていないが、あのように高い座に君臨する老師に、一段と高い悟りの心境をお与えになった五井先生のお力の素晴らしさは、それを思うと次の言葉が出てこないのであった。
ここまで来るとHさんの両眼から涙が止めどなく流れて、大声をあげて泣いてみたい衝動に駆られてゆくのだった。
ちょっと自分の苦しいときに五井先生、悲しいときに五井先生。
そうした自分勝手なときに五井先生をお呼びして、五井先生とはこのような方だと決めてしまった、その心に限定しただけの姿と現れて下さったに違いない。
あの上位に君臨されている老師をも開眼されるほどのお力の五井先生を、自分勝手な願望を叶えるためにお願いすることのいかに恥ずかしいかを、今更の如く反省させられるのであった。(つづく)
五井昌久著『私の霊界通信 (第5巻)』より