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霊界にて五井先生にお目にかかる③

(つづき)「禅の修行はもう終わった。先輩や導師たちにもご恩返しが出来たネ」

「私は何もわかりませんが、五井先生をお呼びし、世界平和のお祈りを繰り返していただけです。今しばらくあの修業場で同志と共に修行をつづけたいとお願いしましたが、老師からはお許しが出ませんでした。あの修行場での同志たちは、今後どのようになられるものでしょうか?」

「それは心配することはない。あなたの祈った世界平和の大光明が、あの場を根底から浄化して、輝くような素晴らしい場へと昇華させたのだから、今後もまた同志たちがどれだけ功徳を受けるかわかりません。それも過去世よりの深い縁のある人たちの集いの場であったからです」

「お教え下さいまして有り難うございます。これで何も思い残すことはございません。あの人たちの天命が完うされますように、とお祈りさせていただきます」

「それがよい。これから修行場が変わっても、禅の同志たちはいろいろな想念を送ってくることであろうが、世界平和の祈りを教えてあげるがよい。これに勝る祈りはない」(つづく)

五井昌久著『私の霊界通信 (第5巻)』より