(つづき)全部、波動調整しなければならない。ならないけれど、大きな被害があっては大変でしょう。
それで神々が守護神が、皆さんの守護神は救世の大光明に入っていますから、その救世の大光明とともに、少しずつ宇宙の運行に合わせてゆこうというのです。
世界平和の祈りをしていると、知らない間に下痢をしたり、風邪をひいたりしながら、少しずつ治っていって、知らないうちに立派な体になり、新しい地球世界の姿に合わせてくれるわけです。
地球は生まれ変わるのです。地球世界は全部生まれ変わって、旧態依然とした生き方というのは出来なくなるんですよ。そういう世界が来ているわけです。
それはどういうことかというと、神界がそのまま地球界に現われる。霊界がそのまま地球界に現われるようになるのです。
金星人とか宇宙人とか言っていますが、この人たちは目に見える肉体があるわけではありません。肉体よりももっと微妙な波動の霊体のようなもので生活しているわけです。だからすごい。(中略)
否でも応でも宇宙人の世界まで、宇宙人ぐらいの高さまで、地球人がならないわけにはいかない。ならなければ、この世は滅亡してしまうんだから……・。
そのために守護神がどれだけ働いているか。
みんなを苦しませないで、なるたけ苦しみが少ないように、みんなが楽になるように、と一生懸命やっています。
そこで私は、世界平和の祈りの中には、守護霊さんありがとうございます、守護神さんありがとうございます、といつでも感謝を捧げるような言葉を入れているんです。
私の教えは、守護神、守護霊へ感謝しなさい、というのに尽きるかもしれない。守護霊さま、守護神さまに守られているんだから、守護霊、守護神の波に波長を合わせておきさえすれば、その人は苦しみ少なく、これからの新しい地球の波に合わせてゆけるわけです。
それに加えて、”世界人類が平和でありますように”というような、世界人類の平和を願う広い広い想いの中にすべてを入れてしまいなさい、と教えているわけです。
そうすると、自分がこの肉体界にいながら、守護霊の世界、守護神の世界へそのまま一直線につながれるわけです。守護神と一つになれるわけです。
守護霊、守護神と一つになれば、苦しみはなくなってきます。苦しいかもしれないけれど、苦しい想いはなくなってきます。
そういう人間にみんながなれば、世界平和は自(おのずか)ら出来るわけです。
もうひとごとじゃないんです。
自分が守護霊、守護神と一つになるのです。
一つになるとどうなるかというと、日常の当たり前の生活をしながら、しかも特別に人のためにしようと思ってするのではなく、人類のためにしようと思ってするのではないけれど、自分の一挙手一投足が知らないうちに、人のためになり、人類のためになるような働きになるわけです。(後略)
五井昌久著『天の心かく在り―日本の進むべき道 (聖ケ丘講話)』より