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宇宙人類の物質化を促進するために⑥

(つづき)今度問題は、ただ現れただけでいいのではないのです。「現れた、現れた」と喜んでいたってなんになりはしない。

仕事をしなければならない。仕事をするためにはその科学力というものを、みんなにわかるように私達地球人の団体がしなければならない。

もしそういう科学力がソビエトにわかり、アメリカにわかったら、パッと攻めて来てやられるかも知れない。しかし宇宙人はやられませんよ。だからちゃんとこちらが危害を加えられないような準備さえもしなければならないですよ。

全部準備してから降りて来られなかったら大変ですものね。真先に五井なんてやつがやってんだ、やっつけちゃえ、なんて来るかもしれない。村田なんかやっちゃえ、なんてね。どこの国からも間諜は来ているのですから、みんな調べている。そういう風になったのでは困るでしょ。

そこで宇宙人の方では、宇宙人と守護神が協力しているわけなのです。宇宙人、守護霊守護神が協力して救済に当たっているのですよ。

そういう考え方からすれば、地球の世界で平和の祈りで働いている人が、危害を加えられてはいけないから、それを守るための準備もしっかり出来ていなければならない。それがスッカリ出来上がりつつある。

それで完全に出来上がった時に降りてくるんです。それじゃなかったらいざとなったら困る。(中略)そういうのをきくと、少年物語の『宇宙船シリカ』じゃないけれど、そう思うかもしれないが、実際はそういう事態が出てくるのですね。

そういう話をすると、ああ先生のところは、平和の祈りで消えてゆく姿の教えは浄土門的法華経だし、神道の教えもあるし、素晴しいのだが、あの宇宙人の話になるといけない。先生いかれているんじゃないか、とこう思うかもしれないけれど、いかれてもどうもしていない。

宇宙人が出なかったら地球はダメなのです。

二通りの見方があるのですが、二つのものが一つになっていかなければならない。世界平和の祈りで自分の心を変え、しかも世界人類の心を光明波動に変えてゆくと同時に、宇宙人が来て、いわゆる平和の科学の威力を地球人と一緒になって発揮する、という二つのことがなければ世界は絶対に救われない。

その間に神霊の物質化現象があるかもしれない。(つづく)

五井先生のお話『白光誌1961年10月号』より

※ 世界情勢に関するお話は、昭和36年当時のものです。