(前略)私は24時間こうして祈り通しているけれど、こんなにしなくとも、みんなで、このお茶はうまいねえと、顔を見合わせてにこにこする日がつづくよう、一日も早くしたいものである。(※ 五井先生はその晩年において、地球人類のカルマを一身に集めて浄める仕事をされていた。)
皆さんは私のまねをして、夜中に起きている必要など毛頭ないけれど、朝は少し早く起きて、暁(あかつき)の祈りから、その日の生活をはじめてもらったら、その日の生活もしっかりしてくるし、世界人類の平和のひびきもますます広がってゆくことになるので、暁の祈りをし、朝茶をおいしく頂いて、勇気凛々(りんりん)として、その日の生活をはじめて頂きたいものである。
私たち同志の生活は、祈りにはじまって祈りに終わるのであるが、この祈りの生活の素晴しさは、次第に世界中に浸透していって、今にどこかへ行っても、世界人類が平和でありますように、の声がきかれるようになるのである。
これは、もうすでに神界においては出来上がっている図面なのであるから、皆さんは、それを信じて、うまず、たゆまず、祈りつづけていってもらいたいものである。
五井昌久著『心はいつも青空』より