スポンサーリンク

信念をもって祈ろう

神さまの世界では、完全に平和になった世界が出来ている。一方、幽界では、大戦争になって人類がめちゃくちゃになっている姿が出来ている。どっちをこの地球の肉体界に現わすのか?

天と地をつなぐ者たち、それは真の宗教者や真の優れた科学者、また真理に目覚めた者たちですね。そういう人たちが力を発揮しなければ、幽界のほうが肉体界に近いですから、幽界そのものがそのまま現われて、この地球世界は終わりになってしまいます。

そこで神さまは、この地球世界を一挙に平和にしようと思って、一生懸命働いておられるんですよ。それはもう、大変なお働きです。

それで、皆さんがやっている世界平和の祈りは、そういう神々の働きや、我々をも助ける、非常に大きな力になっているんですよ。皆さんが、たとえ七十歳でも、九十歳でも、その皆さんが唱えている世界平和の祈りというのは、とても大きな役目をしているということを、よく自覚し、多くの人にも話してください。

皆さんの世界平和の祈りが世界を助けるんだ、私たちの地球を救うんだという信念を、本当に強く持つべきだと思うんですよ。笑いたい奴は笑わせておけばいいんです。どうせそういう人は、何(なん)にもしないんだから。(中略)

自分たちの地球が滅びるのを、ただ、祈りなんかで何にも変わりはしない、何だあんなもの、とそういう風に思っている人は随分いるんですよ。それでいて、自分では何一つしない。そういうのは、業のほうの味方ですよね。

だから、たとえこれが嘘であろうと本当であろうと、いいことならばやってみよう、という気持ちになって、祈ってくれる人は、やっぱり善なる人、真(まこと)の人です。

ところが、世界平和の祈りというのは、如実に大きな効果をあげています。だからそれを信じて、どうぞ一生懸命平和の祈りをしていただければと思います。

神々は常に見守っています。守護霊さんも見守っています。守護神さんも見守っています。それから、人類を救おうとしている神さまも見守っています。その上に、宇宙神と多くの神々も見守っているんですから、どうぞ、それをしっかり肝に据(す)えて、信念をもって世界平和の祈りを祈りつづけてまいりましょう。

五井昌久著『天の心かく在り―日本の進むべき道 (聖ケ丘講話)』より