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すべては自分 ~ 究極の真理(前半)

あの世というのは、在って無く、無くて在る。この世というのも、在って無く、無くて在る。本当のものではない。

本当に在るものは、宇宙神ただ一つなのですよ。
宇宙神という光がただ一つあるだけです。
唯一絶対、それだけしかないのです。

その絶対の光の分かれがここに来ているだけであって、実在するものは宇宙神なのです。

逆に言いかえますと、宇宙神から分かれて自分がここにいますね。そうすると自分の他に人がいるわけではないのです。

みなさんがこうやっているけれども、それは自分が見ているのであって、自分がいなければ無い。

この自分の目だって、手でふさげば見えやしない。
眠っていれば何もわかりはしない。
と同じように、自分がいなければ何も無い。
我あるが故にみんながあるのでしょ。

そうすると、この世の中であるものは、自分だけなんです。

自分ただ一人がある。

宇宙神の中の自分が一人あるだけなのです。

いいですか。ですから、よいことも悪いことも、誰の責任でもなく自分の責任なのです。(つづく)

五井昌久著『魂が大きく開く時 (聖ヶ丘講話)』より