(前略)
世界平和の祈りを根底にしなければ、これからの世界はよくならないということなんです。
ということは、世界平和の祈りをしていれば、本当に神に直結して、いい政治家も出れば、いい発明家も出れば、そういうものがみんな輪になって、真実の世界をつくるんだ、ということになるんです。
もう一つには、この地球世界だけでなくて、宇宙人が本当に働きかけて、地球の力ではまだ割り切れない力、地球の知恵では足りない知恵を、向こうから貸してくれます。
(中略)
宇宙人はどういうことを考えているかというと、宇宙の平和を考えているんです。
みんな兄弟姉妹である、みんなが手を取り合って、神様のみ心を現わすんだ、ということが、宇宙人の念願だし、実際にやってるわけですよ。
金星なら金星、火星なら火星ではそうやってるわけです。
ところが地球の世界ではそうじゃない、反対でしょ。自分を偉くしたい偉くしたい、自分が自分がって、個人もそうだけども、国と国ともそうなんですよ。
だから、自分が自分がという人たちばかりであったらば、地球人と宇宙人は手をつなげないわけですよね。
宇宙人は「自分が」という我のない人、空っぽで空になった人、空即是色で神さまと直結しているような人を探して歩いているんですよね。
向こうから偵察に来ちゃあ探している。
向こうで見ていて、ああ五井先生がやっているな、手をつなごうかな、というふうに考えるわけね。
一生懸命探して、探し当てた。こっちは探し当てられたんだね。
ということは、前からの、過去世からの約束事みたいになっているんだけれど。
(後略)
五井昌久著『天命を信じて人事を尽くせ (聖ケ丘講話)』より