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感謝は悟り(前半)

痛みとか苦しみがありますね。そういう時、やっぱり、「神さま、ありがとうございます」と思うことです。

アッこれも神さま(守護の神霊)がなんか私のために、私によかれと思って、こうなさってくださるんだな、とそう思うんですよ。

神さまは愛なんだ。私にいいことをさせるために、私をよくするために、こうやってこの痛みを与えてくださるんだナ、この苦しみがあるんだナ、と思うと、ありがたいな、というように変わります。

そうすると恐怖もなくなれば、大変だ!という想いもなくなります。不平も不満もなくなります。

私は過去世からズーッとそういう修練をしていますから、いちいちそんなことを思わないで出来るけれどね。いっぺんには出来ないと思う。

だから再び言いますが、「神さまは愛なんだから、決してわれわれに悪いことをするわけがない。この痛みもこの苦しみも、この窮乏(きゅうぼう)も、みんな神さまが自分を立派にするためにやって下さるんだナ、ありがとうございます」とそう想う練習をするんです。(つづく)

五井昌久著『我を極める―新しい人生観の発見』より