(前略)私どもの宇宙子波動科学では、精神波動と物質波動との在り方を、はっきり分けて考えております。
神から発せられる生命と呼ばれる力を宇宙子群と呼んでおりまして、この宇宙子波動が数や角度やその運動の方向によって、精神波動になったり、物質波動になったりするのであり、宇宙子一つの相違でも、その精神や物質に差異ができたりするのであります。
宇宙子には活動している宇宙子と、静止している宇宙子とがあり、ともにプラスとマイナスの働きがあり、この結合の仕方によって、精神波動となったり、物質波動となったりするのであって、現在の地球科学で炭素や水素と呼んでいる元素や、生物の体に絶対必要であるタンパク質やアミノ酸というようなものも、これら宇宙子結合体の結合状態によって出来ているもので、これが瞬時も休みなく、神(大自然)のみ心の中から流れ出てくるのであります。
私たちは、こういう宇宙子の働きの状態を、その数や角度をある種の数学計算によって計算して、生命の神秘を深く探りつづけ、その生命波動、宇宙の波動を種々と操作することによって、地球人類の運命を、大自然の法則にすっかり乗せ切り得ると信じて、研究しつづけているのであります。
一人一人の世界平和の祈りによって、世界人類の心が平和世界創設へと結集してゆき、各国指導者がおのずから、あらゆるゆきがかりを捨てて、戦争防止に努める政治に切り替えてゆく時、神のみ心は真実の人類の在り方を、はっきり科学的証明によって、お示しくださることになるのでありましょう。
精神と物質とがまったく縦横十字に大調和して、この地球上に神の国を顕現し得るよう、私たちは一心に祈りつづけ、科学しつづけることを誓うものであります。
五井昌久著『世界人類が平和でありますように』より