五井先生に学ぶ

今改めて学ぶ『人間と真実の生き方』

続宗教問答から①

投稿日:2016年2月9日(火)

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・肉体感覚から放れようとする修行方法は、私の好むところではありません。大体、日常生活を離れなければ修行のできないような、宗教信仰の在り方は、現代における修行としては受け入れがたいものです。

・苦しみ悩むということは、過去世の強引念を自然と消滅させてゆくことになるのです。肉体意識としては、苦しみ悩むだけでなんのプラスにもならぬように見えるのですが、実は、霊魂的には、自分の過去世からの誤りを、その苦悩の中で、はっきり認識してゆくのです。過去世の誤りを認識するということは、もう再びそうした誤まりを冒さぬための反省となるのです。

・霊波動と肉体波動との間に幽波動という中間的な波動がありまして、この波動の世界には、いわゆる迷った想念、不調和な想念の波が渦巻いているところなのであります。この世界の波動が、神霊界からくる光明波動をさえぎって、肉体波動と、新霊波動との交流を妨げますと、肉体が、神霊波動の完全性を失ってしまい、神霊的自由性が発揮できなくなり、不自由な肉体となってしまうのです。

・宗教の根本の道は、神と人間との関係を明らかにすることであり、人間が神の子である事実(仏教的にいえば仏になること)を体得することであります。

・あなた方が守護霊、守護神に感謝していないように思われているときでも、あなた方に代わって、私が守護霊、守護神に感謝をしつづけておるのです。また、あなた方が世界平和の祈りを忘れているようなときでも、あなた方の守護霊、守護神は、あなた方に代わって、世界平和の祈りをなしつづけておるのです。

・枝葉の心の問題などにあまり把われず、迷っている迷っていないなどにあまりかかわらず、ただひたすら世界平和の祈りの明け暮れの生活にしていさえすれば、おのずと大悟徹底した人格がそこに現れてくるのです。

・救われるも救われないも、悟るも悟らぬもない。ただ皆さんのなかで世界平和の祈りがなりひびいていさえすれば、神の子としての人間がそこに、立派に天命を果たしているのであります。

・守護霊、守護神がいつもあなた方を守りつづけているのだから、あなた方はよけいな心配苦労をせずに、自己の置かれた環境で、守護の神霊に感謝を捧げながら、人事を尽くして生活していればよいのです。

・人間が万物の霊長といわれ、自由なる意志をもち得て、創造したり思考したりすることができる力を授けられているのは、その自由意思や思考能力をもって、神のみ心、み姿を、この地上界に現すためのものなのです。

・神性とはどういうことかと申しますと、愛深き心、美しく清らかな心、真をつくす心、善事をなす心等々、すべて人間生活を高め深める心のひびきです。そうした性です。こうした性質を、日常生活に現すように日々の想念行為を調整してゆくことが、神性に忠実な行為なのです。

五井昌久著『宗教問答 (続)』より

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