(前略)今、世界を見渡しますと、私たちが出てこないで、世界平和の祈りもやらないで、なんにもやらないでこのままいけば、二年ともちません。この地上界は、武力と武力との争いになり、あらゆる兵器を使っての戦いになるでしょう。平和の祈りもなく、守護霊守護神が働かなくて、そのまま放っておけば大国同士の戦いとなり、終わりです。
ところが、一巻の終わりになるようには出来ていないんです。
過去世、何べんも何べんも地球界は滅びているのです。天変地異や戦争で滅びて、今、七劫まで来ているんです。
七というのは、完成の意味ですからね。七劫で完成して、地上が天国になることになっているんです。これは、神様のみ心の中では、成っているんです。
そのために、守護神が働いていて、地球に働きかける訓練に訓練を重ねて、今日に至っているんですね。
それで、私たちも何べんも何べんも生まれ変わって、神様が楽に使えるような、一番使いやすいような肉体要素を作らされているわけです。
私ばかりじゃないですよ。いろんな人が何べんも生まれ変わって、肉体要素が霊要素とピタッと合致するように、微妙に働けるように、細かい神様の光の波と同化するような、そういう想いの人たちが随分出来ているんです。
皆さんも世界平和の祈りを毎日重ねてやっていますと、知らないうちに霊化していって、神様の心がすぐわかる、あるいは知らなくとも、神様のみ心の中へ入ってゆくんです。(後略)
五井昌久著『講話集〈1〉神様にまかせきる (講話集 1)』