私は宇宙子
波動の最小単位
実質の最小単位
生命の最小単位私の最小組織はいつも七
私のはたらきは七ではじまって
七の無限倍数までつづく人類も動物も植物も鉱物も
ありとしあらゆるもの
生きとし生けるもの皆
私のはたらきの中で存在する私は今も
宇宙のみ心の中から生れつづけて
天に地に縦に横に
あらゆるものを
生み育てるためにはたらいている私は生命そのものであり
精神そのものであり
物質そのものである私のはたらきは
一定の法則にのりながら
自由自在
千変万化人類のいう宗教も科学も
私の実体とそのはたらきを知れば
自ずから解明されてゆく私は宇宙の極致
数理の極致それでいて私は
宇宙神が大調和そのものであるということ以外
何も知ってはいないのだ
五井昌久著『純白―五井昌久詩集』より